松露 あらた 2025 白麹 　　　1800ml

完熟したサツマイモ〈みちしずく〉の甘みを
白麹と蔵付き酵母がやわらかく包み込み
静かで澄んだ香りをまとう今年の「松露 あらた 2025 白麹」
ひと口ふくむと、白麹らしい清らかな味の輪郭を描き
やさしい甘みがその上に静かに重なります。
派手さよりも、穏やかな華やぎ。
軽やかでいて奥行きがあり
飲み進めるほどにその静けさの中の力強さを感じます。

口当たりはしっとりと滑らかで、余韻には柔らかな甘香が残る。
まるで冬の陽がゆっくりと部屋に差し込むように
心をほどくあたたかさがあります。
冷やしても、お湯割りでも、ロックでも
どんな飲み方にも自然に寄り添うのが新の魅力です。
その表情は、飲む人の時間に合わせて穏やかに変化し
日常のリズムにやさしく溶け込んでいきます。

今年はラベルデザインも新たに。
白地に映える新しい筆致は、蔵の歩みと新たな挑戦を象徴しています。
「新」という名の通り、伝統の上に重ねた今の息づかいを感じさせる一本です。

あわせるお料理は、日常にほんの少しの“特別感”を添えるような一皿を。
白麹の酸には、鯛のカルパッチョに柚子オイルとピンクペッパー。
みちしずくのやわらかな甘みには
スパイスを効かせたキャロットラペや焼きカリフラワーのアーモンド添え。
お湯割りには、生姜をきかせた鶏のポトフや
白味噌仕立てのクラムチャウダーもよく合います。
ロックなら、セミドライトマトとモッツァレラのマリネ、塩バターを添えたグリルコーン。
どの組み合わせも、白麹の酸が味の輪郭を整え
芋のやさしい甘みが香りを柔らかくまとめてくれます。

ラベルデザインも新たに。
伝統を守りながら、新しさを恐れず
つくり手の誠実な手が紡いだ一滴。
その味わいは、飲む人の暮らしにやさしく寄り添い
今日という日を少し穏やかにしてくれる１本です。