ドメーヌ・バサック トランキル・ルージュ / 赤ワイン　　750ml

ドメーヌ・バサック「トランキル・ルージュ」は、
南仏の畑で育った黒ぶどうを4種ブレンドして仕立てた
やわらかな表情のオーガニック赤ワインです。

親日家でもある醸造家ルイ・バサックさんが、
「日本の食卓にすっとなじむ赤を」との想いで、
力強さをもつぶどう品種に、自然酵母による醸造を合わせることで、
香りも味わいも、しなやかで心地よい飲み心地へと整えています。

名前の「トランキル」には、「気楽にいこう」「もっと自由に楽しもう」という意味が込められ、
ラベルには、どこかお茶目なルイさんの似顔絵。
ワインを特別な儀式に閉じ込めるのではなく、
日々の一皿と一緒に笑いながら飲んでほしい――
そんなメッセージが、ボトルからやさしく伝わってきます。

グラスに注ぐと、ほんのり紫を帯びた明るいルビーレッド。
煮込んだイチゴやカシスを思わせる、ぎゅっと詰まった果実の香りに、
ドライハーブの落ち着いたニュアンスや、
グリーンペッパーを連想させるスパイスの香りが重なり、
グラスの中に小さな物語が立ち上がるようです。

ひと口ふくむと、フレッシュなブルーベリーの果実味が
舌の上でやわらかく広がり、
きめ細やかなタンニンと、穏やかな酸がバランスよく寄り添います。
口の中でリズムよくテンポを刻むような、いきいきとした印象で、
後半には、シラー由来のスパイス感がほのかに残り、
心地よい余韻がすっと長く続きます。

家に友人がふらりと集まる夜、
音楽を流しながら作り置きのおかずをあれこれ並べる瞬間、
あるいは、家族と囲むいつもの食卓にもう一品足したいとき。

ドメーヌ・バサック「トランキル・ルージュ」は、
そんな日常のシーンにそっと寄り添いながら、
飲む人を自然と笑顔にしてくれる一本です。

今日はどんなテーブルに、この“気楽でやさしい赤”を迎えますか。