赤羽ルービー　330ml

赤羽というまちは、ふだんは静かに見えて、
歩くたびに“あの頃”の景色がふっと胸に浮かぶ場所です。
商店街のにぎわいも、夕暮れの坂道も、
どこか懐かしくて心がほどけるような空気がある。

そんな赤羽の空気ごと閉じ込めたようなビールが、
あらたに表情をまとって帰ってきました。
その名も 「赤羽ルービー」。

ラベルに描かれているのは、
八幡神社から見下ろす赤羽の風景。
その中には三益酒店の姿もそっと描きこまれ、
まちの記憶と日常の気配が一枚の絵の中で寄り添っています。
デザイナー・こしたあんこさんとの対話を重ねて、
“ただのラベル”では終わらない、
赤羽の呼吸が感じられるデザインに育ちました。

肝心の味わいは、
麦のふくよかな香ばしさと、やわらかい甘みが心地よく調和し、
一口ごとにほっと息をつきたくなるような優しいコクが広がります。
華やぎすぎるわけでもなく、
主張しすぎることもない。
だからこそ、気づけばグラスがすっと空になってしまうような、
日常のリズムに自然となじむ味わいです。

赤羽ルービーを飲む時間は、
豪華な演出はいらないけれど、
今日をゆっくり味わいたくなるような夜にぴったり。
ふと立ち止まって深呼吸したくなる瞬間に寄り添ってくれます。

キンと冷やした一本を開けたら、
そこから始まるのは“特別じゃないのに特別な時間”。
赤羽のまちが持つあたたかさを、
静かに、やさしく思い出させてくれるはずです。