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襲 -かさね- 2026   720ml

通常価格 (税込)
¥2,475 (税込)
ひとつの味では、たどり着けないところへ。

乳酸発酵が生み出す酸。
芋のやわらかな甘み。
樽で過ごした時間がもたらす香り。

異なる個性を持つ原酒を重ねることで生まれた
松露酒造の数量限定酒「襲 -かさね- 2026」が届いております。

昨年から始まったのは、乳酸菌の働きを焼酎造りに生かすという新しい試み。

乳酸菌がアルコールを栄養源として分解・変換する「アルコール資化性」に着目し
発酵の工程へ取り入れることでこれまでの芋焼酎とは少し違う
穏やかな酸と複雑な香りを引き出しています。

2026年は、原料芋を紅まさりから「紅はるか」へ。

昨年の味わいを受け継ぎながら
今年はより明るく、軽やかな方向へと仕上げられました。
さらに今回は、松露酒造のある宮崎県串間市の隣町
鹿児島県志布志市の若潮酒造の原酒も一部ブレンド。
複数回蒸留した原酒や樽貯蔵酒など、製法も時間の重ね方も異なる
合計6種類の原酒がひとつの瓶の中に集まっています。

グラスに注いですぐに感じるのは、若いぶどうを思わせるみずみずしい気配。
そこへヨーグルトのようなやわらかな乳酸のニュアンス
蒸した芋のほのかな甘みが重なり少し遅れて樽由来の木の香りや甘やかな余韻が顔を見せます。

酸味がある。
けれど、酸っぱいという言葉だけでは少し足りない。

芋焼酎らしい丸みの中を、細い光のような酸がすっと通り抜けることで口当たりは軽やかに。
それぞれの香りが層になりながら、飲むたびに少しずつ違う表情を見せてくれます。

面白いのは、開栓してからも味わいが動いていくこと。

時間とともに酸の香りが少しずつ立ち上がり
昨日より今日、今日より数日後とグラスの中の景色もゆっくり変わっていきます。

「襲」という名前は、平安時代に育まれた日本独自の色彩文化「襲色(かさねいろ)」から。
十二単の襟や袖に異なる色を少しずつのぞかせ
その重なりで季節や心を表現したように「襲」もまた
ひとつひとつの原酒が持つ個性を消すことなく重なり合うことで新しい美しさを描いています。

おすすめは、冷やした焼酎と冷たい水を同量で合わせる水割り
アルコールの輪郭がやわらぎ、ぶどうや乳酸、芋、樽
それぞれの香りがよりゆっくりとほどけていきます。

できれば、小さな猪口ではなくワイングラスや口径の広い陶器の器で。
一杯を急がず、香りの変化を追いかけながら楽しんでいただきたい一本。

新しい造りと、異なる蔵の原酒。
積み重ねてきた技術と、これからの焼酎を飲む人たち。

いくつもの時間と人の仕事を重ねて生まれた「襲」

焼酎の新しい景色を、ぜひ一杯の中からお楽しみください。

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