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天穏 齋香荒(サケル) 生酛純米大吟醸 1800ml
通常価格
(税込)
¥3,300
(税込)
【公式より一部】
生酛のもろみ(齋香)において乳酸菌が増える事態となりました。
通常の生酛の場合、酒母段階でアルコール度数が上がるにつれて乳酸菌が溶けていなくなり、その後のもろみで
乳酸菌が増えることはありません。
今回の齋香では酒母段階で通常の乳酸菌とアルコール耐性のある乳酸菌が同時に増え、
酵母発酵後も生き残ってもろみまで進んだことが予想されます。
そのためにこの齋香のもろみでは酵母発酵と乳酸菌発酵が同時に行われて酒になったということで日本酒としては
とても酸度の高い酒となりました。
協会酵母、野生酵母、乳酸菌のトリプル発酵で、このタイプのお酒をお見かけしている方もいらっしゃると思います。
当然、はじめから意図して造ったものではありません。
本当の自然醸造をしているからこそ出てくるもろみで、無添加をしている限り現れる可能性はあるもので防ぐことができませんでした。
味わいは齋香だと思うと全く違うお酒です。しかしながらこのお酒は、酸が高くても非常にクリアで奥深い味わいをしていて驚きます。
齋香ではないけど清らかな齋香の基礎があるのか、この手の酒で出てくる乳酸菌のオフフレーバーや糠の香りが感じられず、ほとんど白ワイン(白ワインの酸度は8から9なので白ワインの酸の強さと同等)の味わいで、乳酸発酵が絡むナチュールワインとそっくりです。
タンク熟成を経て2火として再びリリースです。試していただいた皆様にはご理解いただけていると思います。
さっと飲めばサケル、よくよく飲んでいくと齋香だなあ、天穏だなあ、結局は小島の酒だなあという感じで、おのずと飲んでしまい求めてしまう。
その続編ということで、サケル2はまた違う顔を見せてくれています。2火も旨いですね。ずるいです。そして今回の分で完全終了です。サケル、また逢う日までさようなら。
*
香りは日本人であれば馴染みのある米酢を思わせる含みを持った酸の輪郭を感じますが口に含むと途端に酸味に加え、柔らかい甘さと若干の渋みを持ちほのかな余韻を鼻の奥に残しながら綺麗に流れていきます。
日本酒の「避ける」部分の世界をもっているという表現がとても腑に落ち小嶋杜氏の想いも一緒に飲み干せる
貴重な1本となっております。
生酛のもろみ(齋香)において乳酸菌が増える事態となりました。
通常の生酛の場合、酒母段階でアルコール度数が上がるにつれて乳酸菌が溶けていなくなり、その後のもろみで
乳酸菌が増えることはありません。
今回の齋香では酒母段階で通常の乳酸菌とアルコール耐性のある乳酸菌が同時に増え、
酵母発酵後も生き残ってもろみまで進んだことが予想されます。
そのためにこの齋香のもろみでは酵母発酵と乳酸菌発酵が同時に行われて酒になったということで日本酒としては
とても酸度の高い酒となりました。
協会酵母、野生酵母、乳酸菌のトリプル発酵で、このタイプのお酒をお見かけしている方もいらっしゃると思います。
当然、はじめから意図して造ったものではありません。
本当の自然醸造をしているからこそ出てくるもろみで、無添加をしている限り現れる可能性はあるもので防ぐことができませんでした。
味わいは齋香だと思うと全く違うお酒です。しかしながらこのお酒は、酸が高くても非常にクリアで奥深い味わいをしていて驚きます。
齋香ではないけど清らかな齋香の基礎があるのか、この手の酒で出てくる乳酸菌のオフフレーバーや糠の香りが感じられず、ほとんど白ワイン(白ワインの酸度は8から9なので白ワインの酸の強さと同等)の味わいで、乳酸発酵が絡むナチュールワインとそっくりです。
タンク熟成を経て2火として再びリリースです。試していただいた皆様にはご理解いただけていると思います。
さっと飲めばサケル、よくよく飲んでいくと齋香だなあ、天穏だなあ、結局は小島の酒だなあという感じで、おのずと飲んでしまい求めてしまう。
その続編ということで、サケル2はまた違う顔を見せてくれています。2火も旨いですね。ずるいです。そして今回の分で完全終了です。サケル、また逢う日までさようなら。
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香りは日本人であれば馴染みのある米酢を思わせる含みを持った酸の輪郭を感じますが口に含むと途端に酸味に加え、柔らかい甘さと若干の渋みを持ちほのかな余韻を鼻の奥に残しながら綺麗に流れていきます。
日本酒の「避ける」部分の世界をもっているという表現がとても腑に落ち小嶋杜氏の想いも一緒に飲み干せる
貴重な1本となっております。
N32013002