「＋innovative Flare（プラス イノベーティブ フレア）」

鹿児島・国分の地に息づく焼酎蔵中村酒造場。
その仕込み蔵には今も自然換気の風が静かに吹き、
麹室には手間と時間を惜しまず
人の手によって丁寧に育てられた麹が息づいています。
そして中村酒造場から、ひとつの新しい試みが誕生しました。
それがこの限定芋焼酎
「＋innovative Flare（プラス イノベーティブ フレア）」です。

本作の主役となるのは、
八木健太郎氏×マルマメン工房さんが手がけた
自然栽培の紫芋「フクムラサキ」
収穫されたばかりの芋からは、
すでに花のような香りがほのかに立ちのぼります。
中村酒造場が独自の技法で仕込み、アルコール度数40%
まさに“スピリッツ”の名にふさわしい1本に仕上げました。

グラスを傾ければ、グァバやマスカット、ドラゴンフルーツ
ハイビスカスのようなトロピカルな香りがふわりと鼻をくすぐり
次の瞬間には、ローズヒップティーや熟れた白桃のような
やわらかくも艶やかな甘やかさが広がっていきます。
「焼酎」のカテゴリーを軽やかに越え
まるで果実酒や香水のように記憶に刻まれる味と香り。

飲み方は自由です。
氷を浮かべて静かに香りを感じるのも良し。
炭酸やトニックで弾けるように割って
夕暮れのテラスやホームパーティーに
リズムを添えてみるのもおすすめ。

塩ゆでしたとうもろこしに少量の無塩バターとレモンを搾って。
スモークした鴨肉と無花果のコンポート。
甘みと塩味の重なりが、焼酎の香りと不思議なまでに調和します。

ラベルにある“＋”の印は、
伝統への敬意とともにその先にある革新の兆し。
職人が信じる美意識と自然の摂理が織りなすものづくりの結晶です。

この1本が、誰かの記憶に灯る静かな炎となりますように。
そしてまた、いつかの未来へと受け継がれていく
新しい伝統のひとしずくでありますように。