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今代司 いざよい 1800ml
通常価格
(税込)
¥3,300
(税込)
いざよい――ためらう、を語源にもつ「十六夜」の月。
十五夜に続いてゆっくりと顔を出すその光は
夏の熱を越え、日暮れが少しずつ早まる
秋口にふさわしい静けさを帯びています。
そんな月を待つ気持ちに重ねて仕込まれたのが
秋だけの純米酒「いざよい」。
春の「純米吟醸 つばくろ」、夏の「純米酒 風鈴」に続く
季節限定シリーズの第三幕は
タンクの異なる新酒をブレンドし
ほどよい甘みと酸の重なりで“ためらいの一瞬”を
きれいに描き出します。
口に入る第一声はさっぱり、引き際はすっきり。
新潟県産米100%、精米歩合65%という骨格の上に
アルコール14%の軽やかな足取りがのり
0〜20℃(ロック〜常温)で表情を変えるたび
秋の空気が一段クリアに見えてくる。
冷やせば輪郭がくっきり、常温ではお米のふくらみがやわらかく
十六夜の月の出を眺めるみたいに
時間の流れごと味わいたくなるお酒です。
香りは柑橘の白い薄皮を思わせる明るさが
艶のあるお米の甘みをそっと持ち上げます。
甘みは蒸した栗の湯気のように控えめで
酸は鋭さではなく景色のピントを合わせる役回り。
余韻は短編小説の一行目のようにすっと残り
次のひと口へ自然に手が伸びます。
食卓では“特別な夜”よりも
ふだんの延長に寄り添うのが似合いです。
たとえば残暑の夕方、キリッと冷やしてアジやイワシの南蛮漬けと
酸のリズムが調味をきれいに整えます。
お刺身の透明感にはイカがよく似合い
天ぷらにすれば衣の香ばしさを酸がすっと受け止める
(代用なら白身魚のフリットや舞茸の天ぷらでも)
「いざよい」とは、すぐに満ちきらない美しさの名。
甘みと酸のあいだに伸びる細い光のようなバランスが、この一本の芯です。季節は少し躊躇しながら次のページへ進み
グラスの表面にもその呼吸が映る。
今夜は照明をひとつ落として、涼しい空気と好きな音楽
それからこのお酒を。
ためらいながら満ちていく月と同じテンポで
秋の夜をゆっくりと開いていきましょう。
十五夜に続いてゆっくりと顔を出すその光は
夏の熱を越え、日暮れが少しずつ早まる
秋口にふさわしい静けさを帯びています。
そんな月を待つ気持ちに重ねて仕込まれたのが
秋だけの純米酒「いざよい」。
春の「純米吟醸 つばくろ」、夏の「純米酒 風鈴」に続く
季節限定シリーズの第三幕は
タンクの異なる新酒をブレンドし
ほどよい甘みと酸の重なりで“ためらいの一瞬”を
きれいに描き出します。
口に入る第一声はさっぱり、引き際はすっきり。
新潟県産米100%、精米歩合65%という骨格の上に
アルコール14%の軽やかな足取りがのり
0〜20℃(ロック〜常温)で表情を変えるたび
秋の空気が一段クリアに見えてくる。
冷やせば輪郭がくっきり、常温ではお米のふくらみがやわらかく
十六夜の月の出を眺めるみたいに
時間の流れごと味わいたくなるお酒です。
香りは柑橘の白い薄皮を思わせる明るさが
艶のあるお米の甘みをそっと持ち上げます。
甘みは蒸した栗の湯気のように控えめで
酸は鋭さではなく景色のピントを合わせる役回り。
余韻は短編小説の一行目のようにすっと残り
次のひと口へ自然に手が伸びます。
食卓では“特別な夜”よりも
ふだんの延長に寄り添うのが似合いです。
たとえば残暑の夕方、キリッと冷やしてアジやイワシの南蛮漬けと
酸のリズムが調味をきれいに整えます。
お刺身の透明感にはイカがよく似合い
天ぷらにすれば衣の香ばしさを酸がすっと受け止める
(代用なら白身魚のフリットや舞茸の天ぷらでも)
「いざよい」とは、すぐに満ちきらない美しさの名。
甘みと酸のあいだに伸びる細い光のようなバランスが、この一本の芯です。季節は少し躊躇しながら次のページへ進み
グラスの表面にもその呼吸が映る。
今夜は照明をひとつ落として、涼しい空気と好きな音楽
それからこのお酒を。
ためらいながら満ちていく月と同じテンポで
秋の夜をゆっくりと開いていきましょう。