三河みりん 700ml

その一滴に、百年のやさしさを。

もち米の甘みを、火と時間だけで引き出す。
砂糖でも香料でもない、自然がくれた丸みを
そっと瓶に閉じこめたのが三河みりんです。
口に含めば、まるで陽だまりのようにやわらかい甘さが広がり、
料理に加えれば、素材の声が一段と澄んで響く。

煮物に照りを、焼き魚に艶を。
おひたしや卵焼きには、ほのかな香ばしさを。
洋食なら、バターソテーの仕上げにひとたらしでコクを足し、
中華なら、甘酢あんに混ぜると深みが生まれます。
三河みりんは、台所で過ごす静かな時間に寄り添う、
“いつもの味”を少し特別にしてくれる相棒です。

これまで百十余年、蔵の方々は
「米一升・みりん一升」の想いを守りながら、
自然の力を信じ、手を惜しまずみりんを醸してきました。
その一滴一滴が、日本の四季や
食卓の記憶とともにあり続けてほしい――
それが、角谷文治郎商店さまの願いでもあります。